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アウトプットの練習

ここがヘンだよ新サクラ大戦

前記事からの続きで夜叉関連でシナリオが削られた結果おかしくなったであろう部分を考える

全体的にボイス有りのメインシナリオは初期のプロット通りの進行のようで、夜叉関連で削られて無理やり繋ぎ直された部分はボイスなしになってしまってる模様 実際5話(倫敦戦)以降はメインシナリオでボイスなしになる箇所と繋ぎがヘンな箇所が極端に減る

おそらくスマァトロンというシステム自体が、強引に繋ぎ直したシナリオを「スマァトロンで呼び出された」っていうアクションでごまかすためだけに用意されたのではないだろうか

2話でアナスタシアが来たばかりなのに突然弟子入り宣言するさくら

紹介もそこそこに唐突にスマァトロンが鳴る(シナリオ名:弟子入り志願してきます!) 世界的な女優ってことでギリギリ筋は通ってるように見えるがあまりに唐突だし、弟子入りを断られたすぐ後にさくらと初穂で基礎を教えてくれって頼む似たような展開(シナリオ名:トップスタァの演技)になる そして弟子入りを断られると異様に落ち込むさくら(そして早すぎるコミュニケーションモード)

おそらくは元々トップスタァの演技が先にあって、アナのメイン回(きっと夜叉が敵だった)があり、弟子入り志願してきます!に繋がるシナリオになっていたと思われる

普通に変だが後半でアナスタシアとさくらが師弟関係になってる前提のシナリオなので外すこともできず断腸の思いでここに差し込んだのだろう

2話以降のアナスタシアが占い師設定

手首のアクセサリでモロバレだし、クラリスとのデートのくだりで思わせぶりに登場しておいて以降なにもなし なに?占い副業だったの?

たぶんこれも夜叉との絡みで消されたのではと思われる 夜叉のスパイだしねアナスタシア

2話以降の村雨白州の存在そのもの

オムライスおばさん ほぼシナリオに絡まず存在自体が意味不明なのにボイスあり

一応降魔側の人っぽいのでおそらくこれも夜叉関連で大幅にシナリオが削られてると思われる

3話の華撃団大戦開会式の夜叉の発言

よく言われるやつ(シナリオ名:仮面の女「夜叉」)

開会式をジャックした夜叉が「帝鍵を3日以内に渡さないと各地の華撃団を襲う」と宣言するも実際はなにもせず、何事もなく5日後に初戦開始 問題のシーンがアニメだったので修正しようが無かったっぽい

おそらく開会式後に夜叉による降魔襲撃に繋いで、それが中盤のさくらの山場の回になったはずだが 夜叉関連なのでバッサリカットになったのだろう・・・

4話の宝石泥棒ババアのくだり

唐突に始まって特に何もなく終わる なにこれ?一番酷い

終わり際にシャオロンとユイが突然ボイス有りになるので、おそらく上海が敗退したあとの降魔戦で上海メンバーがピンチor助っ人の回が存在したと思われる

神山が帝都に来たのが春なのに伯林戦はクリスマス

1話冒頭で桜が咲いてるが、4話終わりに帝劇が破壊された時点で11月〜12月と思われる(修理に3ヶ月と判ってクリスマス公演は絶望的と言われてるので)

3話が上海戦で5話が倫敦戦なので大戦はそこまで長期間やらないだろうと考えれば、1話〜3話冒頭まででどう見積もっても半年くらい経ってることになる

端折りすぎじゃない?

たぶん

2話と3話の間に夜叉関連でボツになった話が2,3話入ってるはず 3話と4話の間も結構怪しい 各2話づつカットされたと考えると全12話になるのでちょうど良い 伯林戦もほんとはちゃんとあったんじゃないだろうか(操られてただろうけど)

メインキャラはちゃんと作ってあるしかわいいし、6話〜最終話の感じはちゃんと出来てる(夜叉関連以外)のでめちゃくちゃ惜しいなと思う